珍しい!クマ専門ふれあいスポット♪ かわいい小熊にも出会えるマタギの里の「くまくま園」 in 北秋田市(秋田県)

ゾウ、キリン、ライオン、パンダなどなど色々な動物に出会えるのは動物園。では、かわいい熊や小熊に出会えるのは。。。?

マタギで有名な秋田県 北秋田市にある「くまくま園」です!!

「マタギ」とは山に入って熊などを狩猟して生活していた人々のことで、この秋田県北部の阿仁エリアは山深い地方でマタギの里として知られています。

私の地元 羽後町は秋田県のほぼ最南端にあり、この阿仁地方は県北部にあります。同じ県内でも北と南で遠いし方言も全然違うので、すごーく遠いところのような気がしていました。なかなか行く機会がありませんでしたが今回行ってみて本当に楽しかったです!

くまくま園を訪れるまで、私は正直「熊ってこわい。。。」と思っていました。

が、家族に連れられて行って何頭もの熊を見ていると、熊たちにも個性があっておもしろいなぁと新たな発見がありました。

おやつがほしいためにこちらを見て手を挙げてアピールしてみたり、でも、もらえなかったらもらえなくてもいいや的な雰囲気で自分の居場所にのそのそ戻っていったり。

かと思えば、熊同士で追いかけっこ(?)したり、泥で手遊びしていたり。それぞれが好きに過ごしているようでした。

この写真の熊は、、、なんとヒグマです!!

ひたすら丸太をかじって遊んでいるヒグマさん♪

私の「クマ怖い!」というイメージとは違って、このヒグマたちは水に浸かってひたすらキャベツや丸太をかじっているのでした。なかなかシュールでずっと見ていられました。笑

想像していた人間を襲うこわい熊というよりも、なんだか憎めないかわいい動物という印象でした。私の熊へのイメージを変えてくれたのが「くまくま園」です☆

この施設はもともと平成元年に阿仁熊牧場としてオープンしました。「くまくま園」というかわいい名前は、平成26年にリニューアルオープンした時に北秋田市の当時4歳の男の子がつけた名前だそうです。センス抜群ですね☆

園内では、熊たち用のおやつが1袋200円で販売されています(2019年9月現在)。とは言っても、手で直接あげるのではなく柵で囲われたエリアにいる熊たちのほう目がけておやつの粒を投げ入れるという感じです。うまくキャッチしてもらえると私たちも熊たちも嬉しいはず♪おやつ体験は大人も子供も楽しめますね♪

熊たちをじっくり見て今更気づいたのですが、熊の耳って丸くてもふもふしていて かわいいですね!

実はかわいいクマの丸い耳☆

顔は野生の表情もあってやっぱりまだ怖い時もあります。が、その動作をよく観察していると、暑くて人間みたいに日陰でゴロゴロしていたり、石のテーブルに肘をついておじさんのように座っていたりと、実はおもしろい生き物なんだと感じました。

くまくま園では、ヒグマとツキノワグマが暮らしています。今年2019年2月に生まれたツキノワグマの赤ちゃんは、新元号「令和」に由来して「和(なごみ)」ちゃんと名づけられたそうです。

私は今回は会えませんでしたが、事前にホームページで公開時間をチェックして行けば会うことができますよ!

園内にいるツキノワグマは、和ちゃんのような小熊、小くま、中くま、大くまに分かれています。

案内板によると、生まれた時は体長が約20cm、体重300gととても小さいですが、小くまサイズになると体長が約90cm~140cm、体重なんと約70kg~100kgにも成長するとのこと!オスの大くまは体長 約150cm~220cm、体重 約120kg~200kgにもなります!さすが熊!

また、ツキノワグマは4歳でもう大人なんだそうです!びっくりです!そして、寿命は約20年。

、長い冬眠から目覚めてフキノトウ等を食べて体力回復。

、一年で最も食べ物が少ない時期ですが山菜・高山植物・ザリガニ・アリ等を探して食べます。

そして、実りの秋♪木の実やドングリ、山ブドウ等をもぐもぐ食べて太っていきます。

、十分食べて体力をつけた熊は冬ごもり開始。この期間に出産・子育てをしますが冬ごもり中は何も食べません!出産・子育てしながら断食とはすごい体力ですね!

と、園内には丁寧な案内板があるので、くま初心者の私にはとても勉強になります☆ ご家族でいらした方々にとっては子供たちの勉強にもなりそうですね。

くまくま園のヒグマは現在、全部で17頭(2019年9月現在)。その一頭一頭に名前があって、案内板にはそれぞれのプロフィールや性格なども書かれています。自分に似た性格の熊さんがいたらおもしろいですね♪

ヒグマ 一人ひとりのプロフィールが展示されています☆

このヒグマ舎では、くまの庭と観覧場所がガラス張りになっているのでヒグマたちを間近で見ることができます。キャベツや丸太で水遊びをしているかと思いきや、間近に接近してきた時はすごい迫力!!

ガラス越しに間近でヒグマを観察できます!

全部で17頭いるヒグマも全員が一斉に庭に出されるわけではないようで、ケンカしないよう安全面を考えて展示されています。それぞれの性格や体格などを考慮して、今のところは多くても3頭ほどが一度に庭に出られるようです。

ヒグマたちもツキノワグマたちも、くまくま園の熊たちは愛嬌があってかわいいですね♪

私は元々、動物は好きでしたが熊には今までかわいいというイメージがなく疎遠でした。。。でも、ここの熊たちに出会えたおかげで前向きなイメージに変わりました。特に、もふもふの丸い耳は本当にかわいいのでずっと見ていられます。笑

くま好きな方にも、くま初心者の方にも、おすすめのお出かけスポットです♪

みんなでわいわい Let’s go!

  

~~~ 施設情報 ~~~

くまくま園

秋田県北秋田市阿仁打当字陳場1-39

http://hahaha.akita.jp/wp/kumakuma/

【営業期間】4月下旬~11月上旬(期間内無休)

※冬期間(12~3月)の見学は要予約

【営業時間】9:00~16:00(最終入園 15:30)

【入園料】大人(高校生以上):700円、小人(小中学生):200円(くまエサ付き)、 幼児(小学生未満):無料、団体(15名以上):大人料金のみ100円引き

【駐車場】あり

【アクセス】

*お車でお越しの方:盛岡IC(東北自動車道)~国道46号~国道105号(約2時間)/五城目IC(秋田自動車道)~国道285号~国道105号(約1時間30分)/鷹巣IC(秋田自動車道)~国道105号(約1時間)

*電車でお越しの方:角館駅~内陸線阿仁マタギ駅~送迎(約1時間)/鷹巣駅~内陸線阿仁マタギ駅~送迎(約1時間30分)

※送迎予約→打当温泉マタギの湯(TEL: 0186-84-2612)

*飛行機でお越しの方:大館能代空港からレンタカー(約1時間10分)・鷹巣駅から内陸線にて(約1時間50分)

   

Written by Naomi in Ugo

*2019年11月現在の情報です。

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